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コラム

  • 2018 (10)

コラム

  • 2018 (10)

1.コラム

猫の避妊手術は夏のうちに!夏は化膿の心配が少ない3つの理由

猫

猫の避妊手術に適した月齢は、獣医師によってもある程度意見が分かれますが、おおむね「月齢4ヵ月~8ヵ月の間」と言われています。

また、避妊手術の可否の判断には体重も重視されます。2kg~2.5kg以上の体重があれば、避妊手術は行えると判断する獣医さんが多いです。

あなたの猫ちゃんが、

  • 上記の月齢期間内に当てはまる
  • 基準となる体重もクリアしている
  • なおかつ避妊手術の時期に「夏」を選べる

という状態の場合は、化膿のリスクを減らせる夏のうちに手術を済ませておくといいでしょう。ここでは、その理由を3つご紹介していきます。


1.免疫力の低下や体調不良が起こるリスクが比較的低い

夏に避妊手術をおすすめする最大の理由は、「猫ちゃんは、冬よりも夏に強い」ということです。猫ちゃんは、基本的には寒さに弱い動物です。

ましてや子猫のうちは、成猫のように十分な筋肉がついていないので発熱機能も十分に備わっておらず、なおさら寒さに弱い傾向が強いと言えます。寒さによる体の冷えは、免疫力にも大きな悪影響をおよぼします。

さらに、冬場は空気の乾燥もひどく、猫の気道が乾燥することで、ウイルスなどに対する防御力がさらに下がってしまうのです。

そのため冬場は、通称「猫カゼ」と呼ばれる、猫カリシウイルス感染症・猫ウイルス性鼻気管炎・猫クラミジア感染症などの感染症リスクがぐっと高まってしまう傾向があります。

つまり、冬場は「普通に過ごしていても、猫が体調不良になりやすい季節」と言えるのです。

ただでさえ体調不良リスクが高まる冬場に避妊手術という負担をプラスするのは、できることなら避けたいものです。また、冬場は体が冷えることで免疫力が低下するため、もし化膿してしまった場合は治りにくくなるかもしれないというリスクも伴います。

その点、夏場はこうした感染症のリスクが冬場に比べてかなり低く、体温も低いどころか十分に温かい状態です。そのため免疫力の点でも問題が起こりにくい、というメリットがあるのです。


2.猫ちゃんの行動・様子に飼い主様の目が行き届きやすい

避妊手術のあと、「術後の様子はどうか」「エリザベスカラーや腹帯を外して、傷口をなめたりかじったりしていないか」という点は非常に気になるものです。夏場の避妊手術は、この点でも大きなメリットがあります。

たとえばお子さんのいる家庭なら、術後の猫ちゃんの様子を夏休み中のお子さんがある程度見てあげることも可能となるのです。

また、お子さんがいない家庭であっても、「お盆休みあるいは夏休みなどのまとまった休暇の前に避妊手術を受けさせて、休暇中は猫の様子をしっかり見る」という手も使えます。

猫の様子を家族の誰かがしっかり見ていれば「避妊手術の傷口をなめる、かむ」などの行為を猫がしようとしても、それを最小限に食い止めることができます。それだけでも十分なプラス要素ですよね。

そしてもし何かの不調が出たとしても、様子をしっかり見ているからこそ、その変化にいち早く気づける…。そうした安心感を得やすいことも、夏場の強みです。


3.夏場の発情期を迎える前に対応できて術後の経過がいい

発情期 猫

猫は、おおむね春先から秋ごろにかけて、周期的に発情を繰り返す傾向があります。つまり夏場は猫が発情しやすい時期とも言えるのです。

ですから、生後4ヵ月あたりで夏のはじめを迎える猫が、夏のうちに避妊手術を受ければ「最初の発情期が来る前に食い止める」ことになるのです。

発情期を迎えてから慌てて避妊手術をする、というケースもありますが、発情中は子宮が充血してもろくなっています。そのため出血が多くなりやすい、傷口が大きくなりやすい、などといったリスクがともなってしまうのです。

こうなると、術後の経過も少し心配になりますよね。

そうしたリスクを考えるとやはり「最初の発情期を迎える前」というタイミングで避妊手術をすることは、とても重要なのです。

夏のうちに避妊手術の適齢期を迎えることになる場合は、獣医師と相談して、避妊手術に踏み切ることを強くおすすめします。


最優先すべきは月齢と体重!その上で夏にできればベスト

さて、ここまでは夏に避妊手術をすることのメリットを挙げてきました。しかし、夏場は化膿のリスクを減らせる要素が多いからといって、避妊手術を季節最優先で考えてはいけません。

猫の避妊手術をするタイミングを考える上で最優先すべきは、やはり「月齢や体重」です。

これらを無視して夏まで無理やり待とうとして、その前に最初の発情期を迎えてしまうと「その後に避妊手術をしても、また発情してしまう」というケースがごくまれに起こる可能性も出てきます。

また、避妊手術のタイミングが遅くなればなるほど、手術による乳腺腫瘍の予防率も低下していきます。そういう理由でも、夏を待つために避妊手術を先延ばしすることはおすすめできません。

あくまで「夏に避妊手術できるならそのほうがベターだけど、こだわりすぎない」というスタンスで考えておきましょう。


猫ちゃんの避妊手術はあくまで手術適齢期の範囲内に!

猫ちゃんの避妊手術は、冬よりも体調を崩しにくく、体温低下による免疫力への悪影響のリスクも少ない夏場に行うのがおすすめです。

この記事を読むまでは、「夏は高温多湿だから、むしろ手術部分が化膿するリスクは高いんじゃ?」と思われていた飼い主様もいらっしゃるかもしれません。

しかし、今は獣医学も進歩して、医療器具は滅菌されて安全性が高くなっていますし、感染や化膿を防ぐために適切な抗生物質の投与も行います。夏だから感染しやすい、化膿しやすいということはありません。

猫ちゃんが傷口をなめたりかじったりしない限りは、化膿してしまうリスクは非常に低いです。また、エリザベスカラーや腹帯を使用することで、なめる・かじるというリスク自体を減らす対応もできます。

また、上で説明したとおり飼い主様の目が届きやすい夏であれば、よりそういったリスクを減らせるでしょう。

ただし、夏場にこだわりすぎると、一番大切な手術適齢期を過ぎてしまうことにもなりかねません。

避妊手術については、あくまで月齢や体重を考慮した手術適齢期を最優先に考えてくださいね。その上で、適齢期の範囲内で夏に手術が可能であれば夏を選ぶ、というようにするといいでしょう。

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