中央区月島・勝どき・豊洲のアニーマどうぶつ病院です。当院では皮膚科、ガン・腫瘍科に力を入れています。

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3. 内科

犬の僧房弁閉鎖不全症

僧房弁ってなに?

寝ている 犬

心臓は、4つの部屋に分かれています。右と左の部屋は壁で区切られていますが、それぞれの上の部屋(心房)と下の部屋(心室)は弁と呼ばれる扉で区切られて、つながっています。

体の中で血液は一方通行で流れています。心臓の中に入ってきた血液は、心臓が収縮した時に、右心室からは肺へ、左心室からは全身へ送り出されます。

その時に上の部屋である心房に戻ってしまわないよう、上下の部屋を区切る扉である弁が閉まります。右側の弁を三尖弁、左側の弁を僧房弁と呼びます。

僧房弁閉鎖不全症は、心臓が収縮する時に僧房弁がきちんと閉まらないために血液の逆流が起こり、心臓の役割が正常に果たせなくなってしまう病気です。


どうしてなるの?

心臓は、毎日24時間休むことなく働いているので、だんだんと変形してきたり、弱ってきたりして、立てつけが悪くなってきてしまいます。

そのため、弁がきちんと閉じなくなってしまい、その隙間から血液が逆流してしまいます。


症状は?

血液の逆流が少ないと症状は現れませんが、心臓の聴診で雑音が聴かれます。逆流が多くなってくると、元気が無い、疲れやすい、寝ている時間が増えるなどの症状が現れます。

しかし、これらは年齢によるものと思われがちで、病気と気づいてもらえないことも多くあります。

症状の多くは、咳の増加です。特に興奮した時や水を飲んだ時、夜間などに出やすく、むせるような、吐きたいような咳をします。

症状が重くなってくると、咳をする回数が多くなり、なかなか止まらなくなります。急にふらついたり倒れたりするようにもなり、肺に水が溜まってしまうこともあります。


どうしたらいいの?

症状が出てしまっている場合は、内服薬が必要になります。心臓の負担を軽くする薬、利尿薬、血管拡張薬、強心薬などを、症状に合わせて使用します。

また、食事や運動など、生活環境の管理も必要になります。

加齢性の病気なので、7歳を過ぎたら1年に1回は心臓の健康診断をしてあげましょう。 聴診、レントゲン検査、超音波検査などで、心臓の状態をチェックすることができます。症状が出ていなくても、病気は始まっているかもしれません。早期に発見できれば、運動や食事に気を付けることで、病気の進行を遅らせてあげることができます。 

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